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浴槽も伐採して作ったのなら、塀も自分たちで伐採した木で作る!

こんばんは!

NPO法人湯来観光地域づくり公社の佐藤です。

 

湯来温泉「湯元」露天風呂復活プロジェクト。

浴槽は、広島出身の芸能人のみなさんが自ら伐採して製作したのなら、

修繕する塀の木材くらいは、自分たちで伐採した木でやりたい!

ということで、ちょうど切り出した木があったので、それを使うことに。

 

実は広島。森林率が72%という、かなり森林が多い都道府県でして、

森林資源は豊富にあるわけです。

しかし、テレビの中にもありましたが、

今は輸入材が大半を占めていて、これだけ森林資源が身近にあるのに、

活用されていない、という現状。

 

僕自身も、湯来に移住してからそうした現状を知って、

そうこうしているうちに、土砂災害も頻発。

森林が整備されていないことが土砂災害の一因にもなるそうで、

自分なりに何かできることはないか、ということで、

5年前から、僕も資格を取得して、ちょくちょく山に入るようになりました。

 

僕がやっているのは、ちょっと特殊な「きらめ樹」というやり方。

これは、木を伐採することなく、根本から樹皮を上方に剥くことで、

間伐と同じ効果を得られる、というもの。

そして、1年間木が立ったまま乾燥させられて、

切り出すとすぐに活用ができる、しかも運ぶときには生木に比べて

重さも1/3なので、肩に担いで運び出すこともできる、というメリットも。

楽しく安全で、誰でも行うことができるので、

賛否両論はあるみたいですが、

僕は、まずは山のことを気軽に知ってもらわない限り、

何も変わらないのではないか、と思っているので、

知ってもらう手段としてはとても有効なので、

この体験会などをちょこちょこ実施しています。

 

では、どんな感じになるかというと、

こんな感じできれいにむけるんですよね!これが気持ちいい!

 

剥きたての檜って本当にいい香りで、舐めてみると少し甘いんですよね。

 

こんな感じで、肩にも担げます。

 

今回この木をちょうど伐採したところだったので、

塀にする材として活用したいと思います!

 

少し長くなってしまったので、続きはまた明日!